読んだ本、「あきない世傳 金と銀」11 風待ち篇

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問題が起きるたびに、主従の一徳一心で乗り越え
一大センセーションを巻き起こしては商いを成功させてきた五鈴屋江戸店、
どんな状況に置かれても、そこから新しいものを作り出す。
一時の儲けを独占するのではなく、
新しい技術を皆で分かち合うことで、
業界そのものの発展につなげる。
それはまた文化として後世に続いていくことになるのだ。
力士の着ている浴衣にもついつい目が行くね。
菊枝が手掛けた簪は、江戸の大火で、お披露目の機会を失いかけたが
富五郎のサプライズ登場でこれまた大評判となる。

いつも慎み深い言い回しでまたまた日本語を勉強させられました。

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